2019年01月17日

東欧から来た難物を攻略する

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ユニモデルのT-26です。
合いはまずまずで、組み上げると雰囲気も悪くない。
が、パーツ強度や組みやすさなどはあまり配慮されていない印象。

例えば転輪の中央の隙間など漫然と組んでいると結構ばらついてしまいます。
また極端に細いパーツがあり、折ってしまうと修正も困難なのでランナーから切り離す時はストレスをかけないようにエッチングソーを使って細心の注意を払いますが、それでもウエルド(複数のゲートから入ってきた樹脂が合わさる境界面)のところでポキッと折れたりします。

とにかく一個一個の工程を慎重に確実に進めることが完成への近道です。

実は数年前に同じT-26系のキットを国産の感覚で雑に組んでしまい、途中でにっちもさっちもいかなくなって挫折した経験があります。
今回はその時のパーツも利用して何とか組むことができました。
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箱絵には鉢巻きアンテナが描いてあるのにキットには入ってません。
悲しいです。

砲塔の垂直面にモールドがないので、貼視孔の長穴を開けてリベットを追加しました。
ミニスケはリベットが省略されていることが多いので、こだわるのであればぜひとも自作テクニックをマスターしたい。
以前は伸ばしランナーの輪切りでやっていたのですが、大きさに限界があるのと、頭がどうしても平になるのでイマイチ。

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で最近はこんなふうに作っています。
金属板にドリルで穴をいくつか開けておいて、ヒートペンで熱したランナーをグリグリっと押し付ける。
きれいな半球形の形状ができるので、カッターでそぎ落とし、ラッカーシンナーで接着します。
(流し込み接着剤は揮発が速すぎて向かない)

ヒートペンは先端に半球形の凹みがついたビットでプラ面に直接溶着するのが本来の使い方で、私もそのつもりで買ったのですが、ちょっと練習して絶対無理だなと思ってもっぱら上記のような使い方になっています。
ちなみにリベットの数/位置は雰囲気重視で考証は適当です。
ネットで拾った画像を参考に数が多すぎる場合はあえて省略することも。
ミニスケであまりにぎっしりだと息苦しくなるし、車体の方も厳密に考証しているわけではないでしょうし。
それっぽければいいかなと。

履帯は他社のT-26系のものをミニスケ仲間からゆずってもらいました。
メーカーはわかりませんが接着/塗装ができる優れものです。
純正の履帯はいかの燻製みたいにぺっちゃんこになってランナーにへばりついて、一部のパーツを溶かしていました。
なんとかリカバリー可能だったので返品はしませんでしたが。

ミニスケの履帯とスプロケットが合わない問題

今回は他社品なので当然合わない。
しかし純正品の履帯でも合わない。
最近の製品でもしばしば合わない。
(その点、マッチボックスとエアフィックスはどんなに古いキットでもちゃんと合うのでさすがと思う)

この問題をどうするかが長年のテーマで昔の模型誌を見ると「スプロケットは合わないので切り飛ばそう」とか簡単に書いてある。
しかしこの方法は履帯と起動輪が隙間なくぴったりと密着していればいいが少しでも隙間が空くとみっともないこと夥しい。
今回は歯が真鍮製なのでプラで植え替えることはできません。
で以前から考えていた方法を試してみました。

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図解するとこのようになります。
履帯と歯がかみ合う近辺(A部)はなるべく歯を残してなんとか穴に嵌める。
履帯で隠れる部分(B部)は歯を削ることになりますが、この時完全に削らないで少し残しておくのがポイント。
で履帯のこの部分はヒートペンで溝をつけておく。
これで少しくらい履帯が浮いてもばれません。
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今回は接着がきくのできっちり巻いて瞬間接着剤で固めれば完璧。
シャシーののこぎり状の傷は履帯で溶けてしまった痕です。

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車体後部の楕円形のわっかはエッチングパーツになっていますが、板状で実感がとぼしく接着代(しろ)も心もとないので真鍮線のはんだ付けで自作してます。
posted by SHOZO at 21:11| Comment(0) | UM 1/72 T-26 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

自衛隊応援企画第2弾

61式を塗装するにあたって1台だけ塗装するのも非効率だなと思って自衛隊車両をもう1台作ることにしました。
フジミの10式です。
現用は門外漢なんですが、なかなかかっこいい戦車なのでストックしていたのです。

もともと出来のいいキットなので弄るところもそんなにありませんが。
大きいところではエンジンデッキのラジエターカバーがただの平面になっている。。。
砲塔を真っ直ぐ前に向けていれば見えないところではありますが一応手を入れてみました。
なるべく細かいメッシュで使えるものがないかと探していたところ目にとまったのが緑茶のティーバッグ。
これを0.2プラ板に貼り付けてカバーよりも枠の分小さいサイズにカットし、キットの方は厚み分削り込んで接着時ほぼツライチになるようにします。
これメッシュを直角にビシッとそろえるのが難しく、出来としてはやや微妙なんですが何にもないよりはマシかなと。
完成すればルーペで見ない限り分かりませんし。

砲塔後部のラックにはハセガワのエッチングメッシュを貼ってます。
これだけで密度感がグッとアップしますよ。
環境センサーのガードは太さが気になるので真鍮線で作り替えました。
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現用戦車はソリッド感が命ということで砲塔上下の合わせ目で隙間が開くところはカッターで隙間を広げてから伸ばしランナーを接着し、完全硬化後ビシッとエッジを出します。
わずかにヒケてるところが数か所あるのでサフェーサーを塗ってからブロックに張り付けた水ペーパーで面出しをします。
平面が出たところで金型の制約で省略されているパネルの合わせ目を彫りこんで小フックは伸ばしランナーで再生します。
砲塔のディテールは検索すれば鮮明な写真がいくらでも出てきます。

車体前部の牽引フックはうかつにも飛ばしてなくなってしまったので仕方なく基部だけプラ板で自作しました。
粗忽者なのでこの手の失敗はしょっちゅうですが部品請求は意地でもしません。
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足周りの塗装の勝手を考慮していわゆるロコ式に組んでここからは塗装しながら組んでいきます。
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posted by SHOZO at 23:23| Comment(0) | フジミ 1/72 10式戦車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

トラック側の加工

FLAKを荷台に据え付ける台座は、おそらくキチっと規格化されたものではないのでそれっぽく適当に自作。
正確さを追求しようとすると砲がオーバースケールなのが露呈して破綻してしまうので。
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トラック側はモールドがダルダルなのでパネルの合わせ目をニードルで深く彫り直し。
懸案のヘッドランプは100均で売ってるネイル用の半球形のビーズを加工して使用。
球は自作するのが難しく、安価に利用できるものが見つかってラッキーでした。
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その他、車幅ポール、ドアミラー、リアナンバープレート等をチマチマと追加。
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実際はこんなサイズです。
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posted by SHOZO at 21:21| Comment(0) | ペガサス 1/72 German Army Trucks | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする